正直、出場は残念 2015年紅白歌合戦

すでにファンの方であればご存じでしょう。本年(2015年)の紅白歌合戦に島津亜矢が出場します。14年ぶり2度目ということで、一般的なファンであれば、大いに喜んでいるかもしれません。しかし、わたしの感想は、タイトルに尽きます。

 

正直、出場は残念です。

 

Yahooのニュースサイトで目に入った時、一番に思ったことが、「ああ出ちゃうのか」でした。当サイトでも何度かお話していますが、今さら紅白云々と騒いでも仕方ないだろうと思っています。仮に紅白出場で箔が付くのであれば、それは当人の問題であり、わたしのような追っかけオヤジには、関係がありません。喜び云々より、紅白のような番組に一喜一憂していること自体、おかしいように思います。

 

すべて新しい時代に合わせるべき、とは思っていませんが、紅白の賞味期限は、せいぜい1980年代頃まででしょう。確かに、高視聴率が続いているのかもしれませんが、単なる数字と言ってしまえば、それまでです。統計学的に意味があり、ビジネスにもなるので数字を重視しているのでしょうが、そんなもので人の心や行動を推し量れるのかと言えば、やはり数字でしかないと感じます。

 

また、率直に言えば、「民放崩れの番組」のようにも思います。大晦日という家族が集まる日に放映することで、公共放送としての役割を演出し、歌という馴染みやすいものを中心に、紅組と白組に別れ、ゲーム性も持たせています。1980年代頃からはお笑いの要素も取り入れ、大きなエンターテイメント番組に仕立て上げていると言えます。

 

けれども、中途半端な気もします。エンターテイメントと言っても、民放の猿まねのようであり、あまりにも下らなく感じます。さらに、日頃、BBCにも見受けられるようなリベラル色を出しているのであれば、紅白という分け方も、おかしいでしょう。所在地が渋谷区であれば、渋谷区の条例などをより尊重すべきだと思います。

 

むしろ、極力エンターテイメントの要素を取り払い、シンプルで淡々とした歌番組にした方が、落ち着いて楽しむことができ、それこそ公共放送のようにも思います。もっとも「公共」というのがあまりにも曖昧であるので、いっそ国営放送にした方が、世のため人のためになるようにも思います。

 

こういうことから、自分の好きな歌手が紅白歌合戦に出場することは、非常に残念です。わたしが追っかけを始めてから、それ程月日は経っていませんが、島津亜矢は「紅白に出られない」というのが当たり前のように感じていました。そういうこともまた、大いに影響しているのでしょう。単純な憶測ですが、歌手、とりわけ、演歌歌手の中には、年功序列のようなものがあり、実力があるので、今回白羽の矢が当たったのかもしれません。

 

果たして島津亜矢は、今回の紅白歌合戦で、何を歌うのでしょうか? 今年(2015年)早々、デビュー30周年記念シングルとして「独楽(こま)」という曲をリリースしています。しかし、この曲がヒットしたのかどうか定かではありません。あるいは、出場が二度目なので、初出場(2001年)の際に披露した「感謝状~母へのメッセージ~」でしょうか? 

 

わたしが知る限り、過去の曲を披露する歌手もいますが、知名度の高い人が多いように思います。熱狂的なファンには失礼でしょうが、島津亜矢の名を知っている人は、一体どれくらいいるのでしょうか? かくいうわたしも、約5年程前まで全く知らない歌手でした。

 

上記のようなことを鑑みると、紅白歌合戦のようなシーラカンス的な番組では、「I Will Always Love You」が適切なようにも思います。ホイットニー・ヒューストンのヒット曲であり、知名度も高いと思います。しかも、今年(2015年)2月に「歌謡コンサート」でお披露目し、好評価を得ているようです。このサイトでも、レビュー記事を載せていますが、現在でも感想に変わりはありません。

 

島津亜矢レビュー
やっぱり、ソウルが似合う ホイットニー・ヒューストン I Will Always Love You

 

けれども、紅白歌合戦のような大々的と見なせる番組で、出場歌手にカバー曲を歌わせるのは、わたし個人としては、大変失礼なように感じます。もっとも色々な理由付けができるので、「I Will Always Love You」であれば、まだマシかな、とは思っています。

 

ただし、個人的には、カバーであるなら「東京だョおっ母さん」にしてもらいたいです。しかも、大晦日で是非2番も含めたフルコーラスで歌って欲しいです。本年(2015年)の「思い出のメロディー」でも実現しなかったことですので、おそらく無理な話でしょうが、島津亜矢が本当のフルコーラスで歌ってくれれば、一転して「皆様の公共放送」を支持する立場になるかもしれません(^o^)。

 

ちなみに、「東京だョおっ母さん」の2番には、九段坂が出て来ます。この歌の中核部分とも言え、全体として見れば、大事なパートとも感じます。けれども、生意気を言いながらも、わたし自身、最近知ったことであり、実に恥ずかしい限りです。2番の歌詞は、島倉千代子が亡くなるまで流されなかったとのことで、これもまた「公共放送」とは何なのか?、という大きな問題にも繋がるように思います。

 

歌詞 : 東京だョおっ母さん  (Uta-Net)

 

おそらく、いえ、絶対、今年の紅白歌合戦をライブ視聴することはないですが、やはり追っかけであるので録画をし、島津亜矢のパートのみじっくり見てみようかとも思っています。なんだかんだ言いながらも、できるだけ、彼女がテレビで歌う姿を見たいと思っています。仮に月日が経ったとしても、録画ファイルを消さなければ、時間の空いた時にいつでも見ることができます。そうは言っても、視聴レビューを当サイトに掲載するか否かは、現時点では決めていません。

 

長くなりました。久しぶりの投稿でありながらも、あまり気持ちのいい内容ではありませんでした。次回はもっと心地良いものを、と思っていますが、それは状況次第ということです。しかし、最後までお読みいただけましたら、誠にうれしい限りです。

 

次回もまたよろしくお願いします。

 
 

追記-01

 

本日(2015年12月21日)、紅白歌合戦での島津亜矢の楽曲が決まりました。2004年にシングルリリースされた「帰らんちゃよか」です。「歌謡コンサート」などでも披露され、しかも大晦日でもあるので、妥当な選曲でしょう。上記でも述べていますが、さすがにカバーではなかったです。

 

しかし、ご存じの方も多いかもしれませんが、「帰らんちゃよか」も実際はカヴァーです。要するに、持ち歌になったカヴァーということで、ホイットニーの曲などとは異なるのでしょう。

 

ただし、島津亜矢の歌う姿は見たいですが、他の演出などは目にしたくないです。お涙頂戴にして欲しくないですが、おそらくなるでしょう、「皆様の公共放送」なので。やっぱりわたしにとっては、録画視聴が一番です。(笑)

 

「帰らんちゃよか」については、当サイトでもレビューをアップしています。約5年前のものですが、ご覧いただければ幸いです。

 

島津亜矢レビュー : やっぱり震えが走る 帰らんちゃよか

 
 

追記-02 (2016年1月1日)

 

お約束したように、2015年の紅白歌合戦を録画視聴しました。レビューをアップしましたので、よろしければ、お読み下さい。

 

亜矢ちゃんが素晴しくても、番組は最低 帰らんちゃよか 2015年紅白歌合戦

 
 

 



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