紅白これにすればいいのに、と思った まつり

島津亜矢の「まつり」を初めて聞いたのは、CDでした。島津亜矢 寿・まつり歌というアルバムで、このサイトで取り上げた「YOSAKOI祭唄」とともに収録されています。

 

- 島津亜矢レビュー
- 民謡ソウルと呼んでみたい YOSAKOI祭唄

 

耳に入ってきた時、これは上手い、と思いました。このサイトでは、CD音源を否定的に語っていますが、それを凌駕するような歌唱力でした。エコーが強いと思いましたが、大地から空へ伸びていくような声量は、聞いていて心地良いものでした。絶対映像を手に入れ、レビューを書きたい、と思っていました。それがようやく実現する運びとなり、我ながらほっとしているところです。(笑)

 

おそらくファンの方であれば、島津亜矢の「まつり」と言えば、オリジナルの北島三郎と共演したものを思い浮かべるでしょう。「BS日本のうた」で披露され、視聴した人も多いかもしれません。しかし、ここで取り上げるのは、共演した時よりも、さらに前のものです。元々VHSビデオだったものが、2012年にDVD化されました。

 

それが「島津亜矢リサイタル ’97~未来への架け橋」です。

 

 

実は2012年に発売された時、すぐに購入したかったのですが、諸事情で買うことができませんでした。いつかいつか、と心に念じながら、手元に置けるまで約3年掛かりました。別に自慢にもなりませんが、苦労性なのかもしれません。けれども、視聴するまでに、さらに約2年の月日を費やし、まるで中々芽の出なかった演歌歌手のようでもあります。(笑)

 

しかし、ワインが熟成物に味わいがあるように、時間を掛けただけのことはありました。元気いっぱいの島津亜矢が、ステージを渡り歩きながら、「まつり」を披露している姿に、あっという間に惚れ直しました(笑)。若いことは確かでしょうが、すでに現在のような歌い方をし、この当時で完成されていたと言ってもいいかもしれません。これなら長年の演歌ファンでも、すぐに気にいるよな、と思いました。

 

 

また、個人的なことですが、1997年と言えば、わたしが初婚を迎えた時でした。結局は破綻してしまいましたが、約20年前のことであり、それだけ年月が経過したのか、と思ってしまいました。

 

島津亜矢は、早生まれなので、一つ年下でもわたしと同学年になります。彼女は元気いっぱいに表現の舞台に立っていたのに、わたしはしがない結婚生活を選んでしまいました。その人の生き方というのは本当に分からない、などとおこがましいようなことも思いました。

 

さらに、「まつり」には、倅という言葉が出てきます。時間が経った今なら、倅という言葉も躊躇なく言えるのに、とも思いましたが、あまりにも個人的なことになるので、この辺りで終わりにします。(笑)

 

- Uta-Net動画+(歌詞あり)
- 島津亜矢 まつり

 

いずれにせよ、「’97~未来への架け橋」の「まつり」は、島津亜矢の歌唱力が存分に発揮されています。当時の音源なので、少し音質が劣っているように感じますが、それでも、彼女の声が直接耳に届くような感じがし、音質はあまり気になりません。また、原曲よりもテンポの良い曲調にアレンジしているので、いかにも祭り、という感じが出ています。

 

さらに、演奏に島津亜矢が従っているのではなく、演奏が島津亜矢に従っているような感じがします。これはやはり、彼女の歌唱力に依るものなのでしょう。「まつり」を歌う島津亜矢を見ながら、わたしは思いました。

 

紅白これにすればいいのに。

 

紅白歌合戦を肯定する者ではないですが、島津亜矢の姿を年末に見ることができるのは、嬉しくないとは言えません。だったら、彼女の魅力が発揮できる曲を披露させるのが、追っかけとして当然思うことです。おそらく番組コンセプトから無理な話かもしれませんが、皆さんは、いかがお思いになるでしょうか?

 

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長くなりました。今回もまた、内容が薄く、乱筆乱文のレビューとなっていますが、ここまでお読みいただけましたら幸いです。次回もまた、よろしくお願いします。

 

 
 

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