亜矢ちゃんに惚れ直した一曲 時には母のない子のように NHKうたコン 2017年5月16日放送

昨日(2017年5月16日)、NHKうたコンで島津亜矢の「時には母のない子のように」が披露されました。カルメン・マキの持ち歌でヒット曲でもあり、作詞が寺山修司です。

 

わたしは、学生の時にこの曲を知りました。CDマキシシングルを買い、「山羊にひかれて」という曲も収録されていました。どちらかと言えば、「山羊にひかれて」の方が哀愁が強く、お気に入りの1曲となりました。

 

当時は、宮沢賢治に夢中で、是非東北を旅したいと思いました。母の実家を最終地点にし、主に賢治ゆかりの場所を中心に、みちのくひとり旅をしました。その際、カセットテープに「時には母のない子のように」と「山羊にひかれて」、さらに賢治の詞を楽曲化したものなどを収録し、東北本線などで耳にしていました。

 
 

 
 

カルメン・マキが活躍していた頃、わたしはすでに生まれていました。しかし、リアルタイムでの記憶はなく、「ニュース23」のエンディング・テーマで持ち歌が使われ、彼女を知りました。「時には母のない子のように」のCDも、それがきっかけで、購入しました。

 

彼女の歌い方は、哀しげでありながらも、どこか優しさも感じます。島津亜矢を追いかけるようになり、カルメン・マキの歌も似合うのでは、と思いました。

 

このサイトのレビューには書いていないため、後づけと思われるかもしれません。しかし、ブログ「極東の空から」を運営していた時、上記のようなことを述べていたと思います。もちろん、「時には母のない子のように」ばかりでなく、「山羊にひかれて」もです。

 
 

 
 

こんな思いが、昨日そのまま感じられました。一言にすれば、島津亜矢の「時にはない子のように」は素晴らしかったです。何を歌うのか事前にはわからず、やっぱりNHKだよな、と思いました。

 

しかし、ハーモニカの音が聞こえた時点で、あっと一声発し、すぐにどんな曲なのかが分かりました。島津亜矢が歌い出し、そのまま画面に食い入りました。

 

驚きばかりでなく、嬉しさも伴いました。リアルタイムでは知らない曲でも、先で申し上げたように思い入れのある歌の一つです。島津亜矢の飛翔するような声とマッチし、わたしは心を動かされ、つい涙を流してしまいました。

 
 

 
 

心の琴線に触れる、という言葉がありますが、まさにそれに近かったのかもしれません。学生時代に漠然と抱いていた夢を、時と共に捨てたつもりですが、完全にはできませんでした。

 

現在似たようなことをしていても、どこかしっくりしないところがあります。良い年をしながらも、これでいいのかと日々思っています。もしかすると、良い年であるからなおさらなのでしょう。

 

みちのくひとり旅は、抱いた夢を確かめるものでもありました。捨てようとした自分が悪いのは確かですが、昨日の「時にはない子のように」は、その時の思いも呼び覚ましてくれました。これからどうなるかわかりませんが、この想いを大切にしたいことは確かです。

 
 

 
 

島津亜矢のステージ全体は、問題なかったように思います。邪魔なナレーションもなく、無意味な演出もありませんでした。きちんと舞台を作り上げていたことは確かでしょう。

 

しかし、最後のアップは、余計であると思います。NHKは、ニュースなどでも、無意味なアップ映像を使うことで知られています。意図があれば感じることもできるでしょうが、昨日のアップはそれがありませんでした。

 

あそこまでデカデカ人の顔を映すことは、相手に対して失礼であると思います。おそらくデジタル放送になったので、臨場感を出すための措置かもしれませんが、そんなことをしなくても、画面の美しさは伝わってきます。もし本当にそんなことを思っているのであれば、視聴者をバカにするな、ということでしょう。

 
 

 
 

けれども、こんな不満を打ち消す程の素晴らしさが、昨日の島津亜矢にはありました。一部こぶしが回りそうなところもありましたが、ほんのささいなことでしょう。ステージ全体から見れば、やはり、ワンダフルの一言です。

 

たとえテレビであっても、こういう島津亜矢のステージを毎回視聴したいです。そういう力があるのに、それをしないところに、地上波テレビのやましさがあると言えば、大げさでしょうか?

 

いずれにせよ、すでに保存ファイル化し、何回か視聴しています。それでも決して飽きないので、これもまた島津亜矢の魅力であり、力であるとも思っています。

 
 

 
 

なお、ご承知の方がいらっしゃれば大変うれしい限りですが、島津亜矢の「時には母のない子のように」は、音声レビューをアップしています。うたコン終了から1時間以内に録音したもので、少し興奮しています。

 

今回の記事では述べていないことも話していますので、よろしければ、下記をご覧ください。

 

相変わらず、中身の薄いレビューとなっていますが、ここまでお読みいただけたのであれば、幸いです。正直、今回の島津亜矢を視聴し、彼女に惚れ直した、という思いです。今後も変わらず、追っかけを続けようと思っています。

 
 

 
 

 



記事リンク 新曲&年譜 ご感想