やっぱり、ソウルが似合う ホイットニー・ヒューストン I Will Always Love You

すでにご存じの方も多いと思いますが、本年(2015年)2月3日放送(4月22日再放送)の「歌謡コンサート」で、島津亜矢が出演しました。下記のような副題が付いていますが、正直、わたしのような者には、あまり興味のないタイトルです。(^o^)

 

 

けれども、島津亜矢が3曲披露し、しかも、地上波でそれだけ歌う姿を見たのは、記憶の中では、初めてのことです。また、すでにこのサイトでも取り上げたことのある、ホイットニー・ヒューストンの「I Will Always Love You」を歌い上げ、これは何か書かなければ、と思い、こうして記事にしている次第です。

 

 

上記の記事タイトルを見ればお分かりになると思いますが、約5年前に書かれたものです。当時は、島津亜矢を知ったばかりの頃で、しかも、オンデマンドでも見ることができ、たかが5年、されど5年でしょう。わたしも、すでに新参者でなく、今では「歌謡コンサート」も「BS日本のうた」も、オンデマンドでは見れないため、やっぱりNさんはNさんと思っています。そう言いながらも、島津亜矢が出演する番組などは、公式ページで確認し、余計なシーンを省くため、録画してからゆっくり視聴しています。

 

 
 

さて、前振りが長くなりましたが、今回の放送に関しては、珍しく満足しました。(^o^) もっとも、司会者の下手さ加減は相変わらずで、場違いな感情的抑揚には、辟易してしまいます。しかし、それを打ち消すようなものがあり、その意味で、満足しています。結局、今回の放送は、「I Will Always Love You」に尽き、これを視聴できただけでも、お腹いっぱいになりました。しかし、これで話が終わってしまえば、わざわざこの記事を書いた意味がありません(^o^)少し幅を広げて語れればな、と思っています。

 

まず、上記でリンクした記事の時より(約5年前)、上手いと思いました。もともと「I Will Always Love You」のような曲は、わたしの好みではなく、ましてや、映画「ボディガード」は、何度も見るような作品ではない、と感じました。しかし、今回の島津亜矢版は、そんなわたしの見方を吹き飛ばしてくれました。すんなりと耳に入り、素直に聞くことができました。一目惚れという言葉がありますが、それに匹敵するような感覚もしれません。思わず、「これは上手い!!」と独り言を発し、寝ていた飼い犬が飛び起きました。(^o^) それだけ、驚いたということでしょう。一ファンとはいえ、前より上手いとは、少し横暴なようですが、
率直な感想であることは確かです。

 

また、このサイトでも、何度も言及していますが、島津亜矢には、ソウルが似合います。元々魂の籠もった歌い方をするのが特徴的であり、情熱を持った敢えて言えば、一途で近松的な女性の情熱が、彼女の持ち味にも感じます。そうであるからこそ、ソウルのようなジャンルは、島津亜矢と呼応できるのかもしれません。それを表わすかのように、「Singer2」では、「When A Man Loves A Woman」を披露しています。今回の「I Will Always Love You」と共通したものを感じています。

 

 

さらに、今回の「I Will Always Love You」は、フルコーラスでした。わたしの知る限り、フルで視聴できることは少なく、これはこれで好感が持てます。なんだよ、Nさんもやる時はやるのか、と思いましたが、他の2曲については、後程にします。(^o^) しかし、揚げ足を取るようですが、気になることがありました。

 

まず、歌詞の中に、「We both know I’m not what you need」とありますが、「what」とは言っていないように思います。わたしの耳には、「We both know I’m not “you”, you need」と聞こえました。念のため、CDアルバム「Singer」でも確かめましたが、同じようでした。また、「I hope you have all you ever dreamed of」と歌詞にはありますが、「ever」を発音していないように思います。これも、CDと同様でした。そこで、オリジナルであるホイットニー・ヒューストン本人が、どう歌っているのか気になったので、以下のサイトで視聴してみました。

 

 

すると、「what」については、きちんと発音し、「ever」については同じでした。今回の放送では、歌詞の字幕があり、表示された内容は、Uta-Netのものと同様であることも、確認しています。

 

 

さらに、すでにこのサイトでも取り上げ、先でも少し触れていますが、2010年の「BS日本のうた」で披露したものも、MP4ファイルで保存してあるので、視聴してみました。歌詞に関しては、上記で述べたことと同様です。つまり、今回の放送の歌詞は、島津亜矢が過去に歌っていたものから全く変えていないということでしょう。結局、CDや「BS日本のうた」の段階で変わっていたのであれば、今回が間違いなのではなく、プロデュースなどとの関係があるかもしれません。わたしは、個人的に島津亜矢の性格などを知りませんが、歌い方などが正攻法なので、察するに、決められたことはきっちり守るのでしょう。

 

そうは言っても、わたしの知る限り、とりわけ洋楽においては、歌詞が決まっていても、省略したり、その場で変えてしまうミュージシャンなどが多いように思います。そうであるからこそ、タモリ倶楽部の「空耳アワー」などがある(あった?)のでしょう。また、「what」や「ever」があってもなくても、わたしが理解する限り、文法的な間違いはなく、なおかつ、全体的な意味が異なってしまうこともないと思います。だからこそ、揚げ足と言いましたが、CDや2010年の「BS日本のうた」では気づかなかったことですので、ここで述べることにしました。もっとも、そこまで意識しなかった、というのが正解で、今回まで、それほど曲自体に興味がなかった、と言えるのかもしれません。(^o^)

 

けれども、歌詞が変わっていようがなかろうが、今回の島津亜矢版「I Will Always Love You」は、十分堪能できるものです。これまで聞いた中で、「山河」が一番ですが、それに次ぐ、あるいは、匹敵するかな、と個人的には思っています。久しぶりに地上波で、こういうものを視聴できたことは、自分の中では、貴重だと思っています。映像が良くてもコンテンツが悪い、というのが、わたしの地上波への見方ですが、だからこそ、珍しく貴重なのでしょう。またしばらく、こういうものをお目にすることはないようにも感じています。(^o^)

 

 
 

なお、今回の放送では、「愛染かつらをもう一度」と「独楽」も披露していました。どちらも持ち歌であり、上手さ云々は言わずもがなでしょう。しかし、「愛染かつらをもう一度」は、おそらく島津亜矢の持ち歌の中で、最大のヒット作ではないでしょうか? 番組の構成上、色々あるとしても、時間が短く、せめて2番まで視聴したかったと思いました。

 

 

また、「独楽」については、本年(2015年)リリースされた新曲で、ナレーションにあったように、「演歌一筋」という言葉に相応しいものです。売れるか売れないかはわかりませんが、「島津亜矢の演歌ファン」であれば、十分聞き応えがあるようにも思います。いずれにせよ、先でも触れていますが、わたしにとって今回の放送は、「I Will Always Love You」に始まり、「I Will Always Love You」に尽きると思います。

 

繰り返すようですが、やはり、島津亜矢にはソウルが似合う、と思っています。これは何より、島津亜矢が演歌歌手として貫いていることも関係し、国民大衆音楽として、ソウルと演歌が呼応する部分があるのでしょう。ソウルとは魂を意味しますが、大衆の魂というものが、色合いが異なっても、どこかで重なり合う部分があるのかもしれません。おそらく意識はしていないかもしれませんが、島津亜矢には、そういう魂を表現する歌手であり続けて欲しいと思っています。同時に、このサイトの趣旨にもなるのでしょうが、島津亜矢という歌手は、つくづく「ジャパニーズ・ソウル・シンガー」であると思っています。

 

長くなりました。久しぶりの新記事アップとはいえ、相変わらず、中身のない文章となりました。しかし、最後までお読みいただけましたら、誠にうれしい限りです。次回もまた、よろしくお願いします。

 

 

 



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