オヤジの目にも涙 山河

島津亜矢の歌声に感動した人も多いことでしょう。もちろん、わたし自身もその一人であり、そうであるからこそ、こんな自己満足なサイトを公開しています。(^o^) 当然、ある歌手のファンになるのは、ひとそれぞれの自由であり、色々な理由があるからでしょう。それを鑑みれば、そういう好きな歌手の歌声に感動する理由も、ひと様々であるのは、当たり前です。

 

わたしのことを言えば、島津亜矢の歌声に、些細でありながらも、自分の過去などを思い出し、良いことも悪いことも、全てを昇華してくれるように感じることがあります。特に2011年の東日本大震災の時には、母の故郷である原町(南相馬市)が、世界中の話題となり、悲しさや憤りなどがわだかまり、「流れて津軽」を聞き、様々な思いを重ねながら、気持ちが落ち着きました。

 

 

けれども、今回取り上げている「山河」には、そういう特別な気持ちはありませんでした。むろん、自慢できる生活を送っている訳ではなく、苦しさばかりであることも確かですが、島津亜矢の「山河」に自分の思いを重ねることはありませんでした。けれども、彼女の歌声に非常に感動しました。良い年をして恥ずかしいことですが、初めて島津亜矢の「山河」を聞いた時、感動で涙を流したことを覚えています。それだけ、この歌には、心が動かされました。

 

 
 

このサイトでも、何度もお話していますが、島津亜矢の歌声には、力強さとともに、優しさがあります。地から天へ至るような重厚感があり、そうでありながらも、痛々しさがありません。どこかオブラートに包まれて、何かに守られているような、そんな感じがします。だからこそ、わたしには、「おんなよりもはは」を感じるのでしょう。少し京塚昌子に似たところも、そういう感覚を呼び起しているのかもしれません。(^o^)

 

とにかく、島津亜矢には、上記で述べたような力強さと優しさが同居しているように思います。それが「山河」では、ぴたりと当てはまり、自分の小さな過去や現在などを飛び越え、純粋に彼女の歌声に魅了されたのでしょう。このサイトでも、すでにお話していますが、わたしの母は、島津亜矢のコンサートを観ています。その時の感想が、「あまりにも上手すぎて、涙が出そうだった」とのことです。わたしも、おそらくそれに近い感覚に囚われたのでしょう。あまりにも嵌まりすぎて、彼女の歌声に自分の心が呼応してしまったようです。それだけ、島津亜矢という歌手は、わたしのようなちっぽけな存在にも、心の琴線に触れるような歌声をプレゼントしてくれるということです。

 

 

島津亜矢の歌声で、感動したことは、何度もあります。このサイトでも、何曲か取り上げています。しかし、「山河」は、その中でも、飛び抜けているように思います。わたしが知る中でも、傑作のカバーであり、おそらくわたしのほかにも、同じように感動した人がいるのでは、とも思っています。それだけ、オススメのカバー曲となっています。

 
 

そんな島津亜矢の「山河」は、わたしの知る限り、CDやDVDには、収録されていません。お馴染みのCDアルバム「BS日本のうた」シリーズにも、入っていないようです。おそらく約7年前、あるいは、わたしのように「チャンネル銀河」での再放送(2013年秋頃)でしか、視聴できないかもれません。こういうことがあると、どうもなんだか「さすがNさんだよな」と思ってしまいますが、色々な権利関係があり、媒体に収録できないのかもしれません。しかし、近い将来、少なくともカバーを集めたCDアルバムに収録されることを期待していますが、できればリサイタルDVDのような「ナマ声」がいいですね。(^o^)

 

なお、「山河」は、小椋佳の作詞で、堀内孝雄の作曲です。オリジナル歌手が五木ひろしで、オリジナル版も堀内孝雄版も、「チャンネル銀河」で視聴したことがあります。感想は、と言えば、すでにお分かりでしょう。「やっぱり、亜矢ちゃんがサイコー!!」です。(^o^)

 

 

ちなみに、最近の島津亜矢を先日二度視聴しました。一つは「歌謡コンサート」(2014年1月21日放送)であり、もう一つが「木曜8時のコンサート」(2014年1月30日放送)です。前者では新曲の「かあちゃん」を披露し、後者では「大利根無情」を歌い上げていました。地上波を視聴しないオヤジなのですが、現在、実家に戻り、母も好きなので、一緒に楽しもうと、安物のブルーレイ・レコーダーに録画しました。いつも「チャンネル銀河」での”若かりし頃”を観ているので、少し違和感がありましたが(^o^)、歌の上手さは、相変わらずで、彼女が唄うと、非常に落ち着いて聞くことができます。

 

しかも、以前よりも、年季が入っているのか、ますます上手くなっているのでは、とも思います。おそらくあと10年もすれば、ベテランと呼ばれるのでしょうが、その頃は、さらに洗練されているかもしれません。「いつか亜矢ちゃんも、由紀さおりのようになれば」と思っていますが、実におこがましいオヤジだ、と自覚してもいます。^^ また、もう一つ思ってしまうことは、「オレがオヤジなら、亜矢ちゃんは****だよな」ということです。もしこのサイトをお読みの方がいれば、「****」にどんな言葉が入るかご想像が付くかと思いますが、今回は、敢えて伏せておきます。^^

 

いずれにせよ、島津亜矢の「山河」は、彼女のカバーの中でも、傑作の部類に入ると思います。ほかにもありますが、涙が自然とこぼれたのは、この曲が初めてです。より多くの人が視聴できるようになれば、つまらない一オヤジファンでも、うれしい気持ちになってしまいます。

 

今回は、これまでになります。またも、まとまりのない文章となりましたが、次回もまた、よろしくお願いします。

 

追記(2015年4月2日)
ようやく、となるのでしょうか? 2014年10月に発売されたCDアルバム「BS日本のうたVIII」に、「山河」が収録されました。恥ずかしながら、発売からずいぶん経ってから入手し、「山河」を聞きました。歌の上手さ云々は、言わずもがなでしょうが、正直、やはり「生声」がいいですね。CDの場合、機械音のように感じてしまい、少し魅力が落ちてしまいます。もっとも、これは、わたしの個人的な感想です。

 

 



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