お姫様の実力発揮 中島みゆき 地上の星

島津亜矢と中島みゆきの「地上の星」については、以下のレビューでも述べています。

 

 

最初は、力み過ぎかな、と思いましたが、聞いているうちに、どことなく納得感が湧き、今では違和感もなく、さすが、「カバーのお姫様」という感じになっています。(^O^) けれども、上記の「地上の星」は、CDアルバムの一曲であり、あくまで、レコーディングでのものです。映像でもいいので、生声が聞けたらなあ、と思っていたら、約2年の月日を経て、実現してくれたような感じです。

 

ファンの方であれば、すでに、2012年10月14日放送の「BS日本のうた」を視聴しているかもしれません。わたしの場合、今では地上波を、ましてや、BS放送などを見ず、auひかりのTVサービスを利用しています。世間の動きは、インターネットのニュースサイトでのみ確認し、正直、何が人気のテレビ番組であるのかは、全然分かりません。たまに、注目のテレビタレントなどがニュースサイトでも取り上げられていますが、誰これ?、という感じです。別に自慢にもなりませんが、日本にいながら、シーラカンスのような存在です。このため、「BS日本のうた」は、NHKオンデマンドを利用しました。auのTVサービスでも、NHKオンデマンドを購入できるので、ブラウザ経由ではありません。以下の記事でもNHKオンデマンドに触れていますが、当時は、ブラウザで視聴しています。「BS日本のうた」も、約2年ぶりでの購入になります。(^O^)

 

 

島津亜矢が出演するだろうと、チェックはしていたのですが、ここ2年、特に昨年の夏頃からは、なかなか時間も取れず、チェックもおざなりになっていました。こういう経緯もあり、島津亜矢の「地上の星」は、本当に楽しみでした。

 
 

結論から言えば、この記事のタイトル通り、「実力発揮」です。いまさら、わたしのような者が、ああだこうだ言っても仕方ないのでしょうが、亜矢姫は亜矢姫、という感じでした。歌の当初は、声が震えていた感じがし、ちょっと緊張してるのかな、と思いました。けれども、曲が進んで行くにつれ、ああ亜矢姫だ、亜矢ちゃんだ、と感じました。(^O^) パワフルで元気があって、それでいながら、しっとりした優しさがあるようでした。歌い終わった後、やはり、島津亜矢という歌手は、「カバーのお姫様」、と思いました。

 

このサイトでも触れていることですが、島津亜矢を知ったきっかけは、彼女の「あゝ上野駅」の映像を視聴したからです。「特捜最前線」のエピソードを見たのち、挿入歌の「あゝ上野駅」が印象に残ったので、無性にオリジナルを聞きたくなりました。ところが、オリジナルよりも、カバーの虜となってしまい、以来、「島津亜矢の追っかけ」をしています。(^O^)

 

 

こういう経緯があるからでしょう。わたしにとっては、島津亜矢という歌手は、最高のカバーシンガーと感じています。もちろん、オリジナルの曲でも、良いものはありますし、彼女と言えば、歌謡劇場と思っている人も多いことでしょう。しかし、オリジナルは別にして、歌謡劇場に関しては、わたしのような者には、夢中になる素質がないようです。また、歌謡劇場のような、熱情的なホレたハレたが苦手で、わたしには、聞くだけの器量も度量もないのでしょう。

 

その点、島津亜矢のカバーに関しては、懐かしい曲や好きな曲もあり、わたしにとっては、心地よいものです。もっと言えば、カバーができてこそプロの歌手、という思いもあります。おそらく、わたしの知る限りでは、島津亜矢は、カバーでは裏切らないのではないでしょうか? 彼女が生まれる前の曲でも、彼女が生まれた頃の歌でも、彼女が生まれた後のものでも、全てを「亜矢姫色」に染めていると思います。パワフルだけど、どこか優しげのある、彼女独特の歌い方を感じます。先述したことと重なるようですが、「BS日本のうた」(2012年10月14日放送)でも、島津亜矢のカバーは、そのようであったと思います。特に、わたしにとっては、「地上の星」が、そうでした。

 

けれども、今回視聴し、またまた感じられたことは、亜矢ちゃんは、正統派歌手だな、ということです。音も調子も、その時の演奏にきっちり合わせ、しっかり歌い上げる。わたしが見て来た中では、少しだけ調子を外してみる、というものがありません。おそらくお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、実力派の歌手でも、外れているのでは、と感じる時があります。おそらく、下手だからではなく、わざとしている歌手もいることでしょう。言い換えれば、遊びのようなものです。

 

ところが、島津亜矢には、そういうものがないようです。真面目に歌っていると言えば、そうなのでしょうが、たとえば、時にアドリブで漫才をやり通していたツービートのように、もう少し遊びがあっても、面白いのになあ、と思います。ただし、わたしが知っている中では、少し外れていた時もありました。DVD「島津亜矢リサイタル2007~邂逅~」の「飾りじゃないのよ涙は」で、踊りながら歌い、ハアハア息が弾み、少しだけ音が外れたところがありました。(^O^) もっともこれは、この曲を歌っている姿自体が、イメージの亜矢ちゃんと異なるので、違った遊びでもあるのでしょう。

 

また、「BS日本のうた」(2012年10月14日放送)の「地上の星」では、エコーが掛かっていなかったようなので、わたし個人は、その方がよかったです。けれども、歌の後半で赤い照明になった時は、思わず「ちょっとだけよ~」を連想しました。NHK!!、とは思ったものの、これはわたしだけかもしれません。そう言えば、亜矢ちゃんのファンは、相変わらず、柄が悪いですね。(^O^) 黄色い声援というよりは、グレーな声援で、やはり、後楽園のボクシングのノリです。しかし、こんなことを言いながらも、わたしも、そういう声を張り上げることでしょう。80年代にデビューしたとはいえ、彼女には、当時のアイドルに掛けられたような声援は、似合わないですね?!

 

「ゴーゴーレッツゴー、レッツゴー、亜矢ちゃ~ん!!」(すでに古いタイプの声援・・)(^O^)

 
 

ところで、先月のことですが、
NHK「歌謡コンサート」にも、島津亜矢が出演していました。(2012年9月11日放送)もちろん、わたしの場合、「歌謡コンサート」も、NHKオンデマンドで視聴しました。「感謝状~母へのメッセージ~」を見事に歌い上げ、さすがに持ち歌だなあ、と感じ、なおかつ、このサイトですでにアップしている記事と似たようなことを、改めて感じました。しかし、フルコーラスだったら、なお良かったのに、とも思っています。これは、「地上の星」についても、当てはまることです。

 

 

おそらくファンの方であれば、2001年の紅白を思い出したかもしれません。同じNHKホールで、同じ曲で、2012年はどうなるのかな、と思う人も多いことでしょう。わたし個人は、紅白には興味がないですが、島津亜矢が出演するなら、NHKオンデマンドで購入し、彼女の出番しか見ないと思います。(^O^) さすがにNHKも考えたのか、2年前よりも、単品価格が安くなっています。(315円から210円)国営放送みたいなものなんだから、BBCみたいにしろよ、と正直思います。けれども、みたいなもので、名目上は、公共放送です。地上波との関係から、したくてもできない事情があるのかもしれません。むろん、良く解すればの話です。(^O^) いずれにせよ、「BS日本のうた」(2012年10月14日放送)の「地上の星」については、十分堪能できました。

 

また、島津亜矢の「ギター仁義」も、彼女らしい迫力があったと思います。この曲は、昭和38年にリリースされ、北島三郎の持ち歌です。曲名を知っていましたが、じっくり聞いたのは、亜矢ちゃんで初めてでした。もしかしたら、亜矢ちゃんが歌わなければ、耳を傾けなかったかもしれません。(^O^) また、同じ番組内で、オリジナル歌手による「冬が来る前に」と「木綿のハンカチーフ」を視聴てきたことも、非常にうれかったです。これらの曲は、30年以上前にリリースされ、わたしが幼い頃のものです。それでも、テレビの向こうから聞こえて来たことを記憶し、40うん歳になるとはいえ、忘れないものは、忘れないようです。

 

でも、やっぱり、島津亜矢版でも、聞いてみたいですね。特に「冬が来る前に」は、興味があります。ついでに言えば、島津亜矢の「あなた」も聞いてみたいです。姿かたちでは、小坂明子にダブってしまうということもありますが、良く見ると、違うかもしれません。けれど、亜矢ちゃんの「小さな家と子犬」は、是非拝聴、いえ、視聴したいです。(^O^)

 

今回、久々にレビューを更新しました。その割には、あまり内容がなかったですが、何らかのお役に立っているようであれば、幸いです。次回もまた、よろしくお願いします。

 

付記 : 折角なので、オリジナルの「地上の星」をご覧下さい。

 

 



記事リンク 新曲&年譜 ご感想